2022.01.07 症例・症状コラム

症例:顔面神経麻痺 病院で言われた説明で不安になり、薬以外の方法を探して鍼灸院を探し相談に来られた。

発症5日後から鍼灸施術を開始、早期に回復し後遺症もなく元の顔を取り戻せた症例。

 

◎来院者

20代 女性 兵庫県西宮市

◎発症からの経過と来院までの経緯

5日前、朝起きて鏡を見ると口が動かず、うがいをすると水が溢れるようになった。疲れが溜まっているのかと思いその日は仕事に行き様子を見た。

翌日になると口の動きはさらに悪化、さらに目が閉じられなくなり、病院へ行くことにした。病院で医師から顔面神経麻痺と診断されたが、原因がわからないためそれ以上の説明はなく、薬を飲んで様子を見るように言われた。

言われた通り3日間薬を服用するもどんどん顔の動きは悪くなり、このままでいいのか…という不安からネットで顔面神経麻痺について調べた。

ネットで顔面神経麻痺は治らず後遺症に一生苦しむ可能性があるという情報からさらに不安が強くなり、薬以外に治療法がないのか調べた。

顔面神経麻痺にはハリが良いという情報が多く、家の近所で検索すると顔面神経麻痺に専門的に取り組んでいる当院に相談に来られた。

◎施術ポイント

発症5日目でマヒが進行していること、耳の後ろに痛みがあるとのことから薬で顔面神経で起こっている炎症が抑えられていないと考えた。

顔面神経麻痺の改善において大事なのはできるだけ早く炎症を抑えマヒを最低限に抑えることが早期に改善すること、後遺症を残さないことの大きなポイントとなる。

炎症を抑えた後、回復を早めるため血液を顔面神経に届けるよう施術を行うことにした。

◎施術からの経過

顔の動きを確認後、耳の後ろあたりに触れると、顕著な首のコリがあり炎症が強いことが確認できた。まずは耳の後ろの炎症・痛みを止めるためふくらはぎにハリを行なった。

さらに背中を触診すると顕著なコリが見られたため、手の甲にハリを行い初回は様子を見ることにした。

2回目、施術当日に変化はなかったが、翌朝に鏡を見ると前日よりも口の動きがスムーズに動く感覚があった。同様の施術を行い炎症を抑えるようにした。頬周りの力が若干戻り口の動きがスムーズな感覚があるとのこと。

3〜4回目、若干だが目の力が戻ってきた気がする。顔面神経の回復を手助けするために血液の流れを顔面部に届けるよう、手と足の甲にハリを行なった。

5〜6回目、日に日に回復が見られており食事がしやすく、目の乾きがあったのがなくなってきた。

7〜8回目、日常生活に支障もなくなり、見た目も元の状態に回復。ご本人も元の状態になっているととても喜ばれている。後遺症のリスクを考慮し数週間の間をあけて様子を見ることにした。

9回目、顔の動きに問題なく元の生活を送れているため施術を終了した。

 

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