2021.01.26 喜びの声・体験談
喜びの声:顔面神経麻痺 家族にも良くなってよかったね!!と言われ嬉しさが込み上げました。
顔面神経麻痺(ベル麻痺)
K・0さん 50代 芦屋市
昨年の10月、ご飯を食べようとすると、ポロポロとご飯がこぼれ、味噌汁がすすれなくなりました。顔に違和感もあり、鏡を見ると顔が曲がっており驚きました。家族にすぐ病院に行くように言われ、車で近くの病院へ駆け込みました。
病院へ着くと先生も驚いた表情を浮かべ、すぐに大きな病院へ行くよう紹介状を書いてくれました。紹介された病院で、血液検査やCTを受けると、脳には異常がないとのことで顔面神経麻痺と診断されました。
すぐに入院を勧められ、ステロイドの点滴がはじまりました。病院の先生にはすぐに良くなるよと言われましたが、退院までの2週間、日に日に顔は曲がり、食事ができなくなり、鏡で自分の顔を見ることが耐えられなくなりました。
退院の日、2ヶ月ぐらいしたら良くなってますよ。と先生に言われ、その言葉を信じ自宅療養しました。コロナの影響もあったので、マスクを着けれたり、家族以外とほとんど会わずに生活できたのが救いでした。
それから先生の言葉を信じ、2ヶ月生活していましたが月日が流れても顔の状態は一向に良くなりませんでした…。
家族にこのまま待っててもダメなんじゃないか?と言われ、別の手を考えることにしました。ネットで調べると、いろいろな情報がありましたがその中でもハリがいいのではないかと思いました。
ただ、ハリが初めてな私はどこに行けばいいのかわからず、不安になり選べずにいました。そんな時に娘が友達に鍼灸師の子がいるから聞いてみてあげる!と言ってくれました。
娘の知り合いは関東にお住いだったのですが、知り合いに顔面神経麻痺を専門にやっている鍼灸の先生がいるから紹介してくれるって!と、そこで出会ったのが光山先生でした。
初めてえのんさんにお伺いした時は、どうやら新しくできたばかりのようで真新しい匂いがしていました。先生もお若く見え、大丈夫なのかと最初は感じましたが、お話を伺うとその不安は一気に吹き飛びました。丁寧にお話を聞いてくださり、顔面神経麻痺について説明してくださり、今私が置かれている状況を事細かに教えてくれました。
そしていざ治療が始まると驚きました。顔の状態を見たり背中や首を触られたと思ったら、手にハリをされたのです。そして、顔の動きをチェックするとさっきまでとは違う顔の感覚になっていたのです。
決して動いたわけではないのですが、明らかにこの数ヶ月感じたことのない感覚でした。光山先生に明日になったらまた違う感覚になっていると思うのでまた次に来た時に教えてください!と言われ初回の治療は終わりました。
帰宅し、その日は久々に家から出た疲れなのか、それともハリが効いたのかぐっすり眠れました。そして朝起きると驚きました。今まで動かなかった口元がピクッと動いたのです。家族にも動いてる!と言われ、信じられない気持ちになりました。
そこから毎日でも通いたい!と思ったのですが、先生はその時、関東の方にお勤めとのことでそれは叶いませんでした。そこから関西に帰ってくる3、4日おきに治療をしてもらっていると、日に日に顔が動くのがわかりました。今までは何だったんだろう、もっと早く先生と出会いたかったと様々な感情が湧き上がりました。
10回ほど治療した頃には、だいぶ顔の動きが元どおりになり、ご飯も食べやすくなりました。家族にも見た目にはわからなくなったね!良くなってよかったね!!と言われさらに嬉しさが込み上げていました。
自分でも前と比べると見違えるほどに良くなり生活には不自由なく過ごせており、今でも十二分に光山先生には感謝しているのですが、できるなら良くなれるところまで良くなりたい!と、もう少しお願いしようと思っています。
娘にも光山先生を紹介してくださった鍼灸師の先生にも感謝しかありません。
これからもどうぞよろしくお願いします。