2021.02.24 症例・症状コラム

症例:顔面神経麻痺 ストレスによる睡眠不足、生理の乱れから顔面神経麻痺を発症した。

顔面神経麻痺発症から3日後に鍼施術、2週間でもとの顔を取り戻せた症例。

◎来院者

40代 女性

◎発症からの経過と来院までの経緯

3日前、突然顔が動かなくなり驚いた。すぐに病院に向かうと顔面神経麻痺と診断され内服薬を処方された。

薬を3日間服用するも回復するどころか、顔の麻痺が強くなっている気がする。このままどうなっていくのか不安で仕方なくなり、ネットで顔面神経麻痺を検索した。

様々な情報から鍼をするのがいいのではないかと感じた。子供時代に鍼を経験したこともあり良く効く思い出があった。顔面神経麻痺を専門的に見ており、顔に鍼を刺さない施術ということから当院に相談に来られた。

来院時、日に日に麻痺が強くなっており、口はピクリとも動かず、瞬きができず、眉毛も動かないため眼帯をつけて生活を送っていた。

◎施術ポイント

カウンセリングで、発症の1、2ヶ月前から睡眠不足と生理不順が起きているとの情報を得た。今までに生理が乱れたことがないため少し不安に感じていたとのこと。生理不順は子宮などへの血液の滞りを婦人科系のトラブルを引き起こす。婦人科系のトラブルは、首や肩がコリやすくなり顔面部への血液の流れを悪くなる。生理中に顔の肌のトラブルを引き起こしやすい人の原因がここにある。

加えてこの数ヶ月は耳の後ろの痛みが定期的に起こり気になっていたとのこと。炎症が痛みを引き起こし、顔面神経を傷つけ麻痺を引き起こしたのだと考える。痛みはコリ感が強くあると起こりやすい。耳の後ろ付近は、顔面神経の通り道になっていることからまずは、この耳の後ろのコリや痛みを解消しすることが先決だと考え施術した。

◎施術からの経過

首に触れると、耳の後ろに強いコリ感があった。コリ感の位置は痛みが出ている場所と一致していた。手に鍼をすると同時に、婦人科系に関わる足のツボにも鍼をした。すると直後からコリ感が消失した。

2回目、前回の施術以降、耳の後ろの痛みは出ておらず、不思議に感じたそう。前回に引き続き首のコリと、婦人科系のトラブルを解消することを施術方針とした。

3〜4回目、瞬きが少しできるようになり、まだゴミが入りやすかったり、染みたりするが眼帯をつけなくても生活はできるようになった。耳の後ろの痛みは消失したまま。目をギュッと閉じることができるようになり、口が動くようになった。顎の調整を行いさらに口の動きを改善させるよう仕向けた。

5回目、見た目にはほぼ麻痺をしているのがわからなくなった。本人の自覚としても少し違和感はあるものの前と同じように生活できており、最初に感じていた不安は全くない。

後遺症のリスクを考え少しずつ施術の間隔をあけ様子をみていく。

 

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